携帯プレーヤー市場は年々大きくなってきており、「2005年には、携帯デジタルプレーヤー市場(国内出荷台数)が、携帯CDプレーヤーやMDプレーヤー市場を上回る」と予測されるているそうです。
そうですね、最近は電車内を見回しても、CDやMDプレーヤーを持っているって人はめっきり見かけなくなりましたもんね。ましてやカセットなんて皆無に等しくなりましたし…。
しかし、ipodだらけってのも人と同じ物が嫌いな私にとってはちょっとなぁ…って感じなんです。
かといって他社製品でipodを上回る物はなかなか無いですしね。
ipodが出るまではSony製のメモリースティックプレーヤーなどを使っていたんですが、そのSonyも最近はな〜んかイマイチですし。
そこで本日の
IT-PULS- の記事で加熱する携帯プレーヤー市場について、AppleとSonyを比較し、なぜSonyが負けている原因などが書かれていました。
IT-PLUS-によるとまずAppleの成功の要因は「ハード自体の魅力だけではなく、ハードとソフトの両輪で需要を喚起したことにある」とのこと。簡単に言うと「iTunes」で音楽ファンを惹きつけて「iPod」の購入を促し、「iPod」利用者による「iTunes Music Store(iTMS)」でのダウンロード数を伸ばす、という好循環を生み出す利用モデルを確立し、ユーザーの囲い込んだことが要因だそうです。
次に問題のSonyですが、「独自の音声ファイル規格にこだわったために、スタンダードとなったMP3への対応が遅れたことと、コピー制限の緩和という点でも後れをとったこと」が出遅れの要因だそうです。
確かに…あのATRACという規格も一時期はSonyだけだったんで使いにくかった。
いつもファイル規格にだけこだわって負けているような気がする。今のブルーレイもそうだけど…。
次にソフト面ではソニーの音楽配信サービス「Mora」のスタートは2004年4月で、日本での「iTMS」開始(2005年8月)より1年以上も早かったそうです。知らなかった…。
またサービス開始時点での提供楽曲数は下記参照。
「Mora」=約2.5万曲(2005年7月時点では約20万曲に増加) 「iTMS」=約100万曲 上の数字を見ても分かる通り、コンテンツの充実でもAppleに対しイマイチだったってことが分かります。
まぁ音楽のダウンロード購入を普及させたのもiTMSですし、私はMoraってのを最近知りましたし、あのSonyでも誤算はあるんですね。
今後、Appleモデルの真似をするみたいですが、あのSonyなんで真似をするとかは止めて(ファイル規格だけは統一性を持って欲しいが…)、昔のように独自の考えで、追求していって欲しいですね。
余談ですが、最近は町中ipodだらけなんでBang&olufsenの
「BeoSound 2」 に浮気しようか悩んでます(^^; しかし、液晶がないので使いにくいかな…。
今現在の携帯プレーヤーで良い物っていったら個人的にはipodとBeoSound 2くらいですかね。