当ブログでも同じようなことを何度かお伝えしてますが、
ITmediaによると、セキュリティ企業のMcAfeeが、Mac OS Xを標的としたマルウェア攻撃が増加しているとの報告書を発表したそうです。
その報告書によると、Macで発見された脆弱性は、2003年の45件から2005年には143件へと、3年間で228%の増加を示したとのこと。
そして、これに対してMicrosoft製品の脆弱性増加率は73%だったそうです。
Microsoft製品への攻撃は既に蔓延化しているので増加率が伸びないのは当たり前ですが、こうして数字で見るとMacの脆弱性の伸びは異常ですね。
上記の数値は2005年までとBootCampやIntel Macのリリース前なので、今年はさらに増えることは間違いないですし…。
McAfee社も「AppleのOSを利用していること自体が一種のセキュリティだと考えている向きも多いが、採用急増に伴いAppleのOSを標的とした攻撃が増える中、ユーザーはセキュリティにもっと注意を払う必要がある」と警告している通り、Macユーザーもセキュリティに気を使わなければならない時代がやってきそうです。
しかし、その前にMac向けのちゃんとしたセキュリティソフトを出して欲しいです…。
今はどうか分かりませんが、昔に某有名セキュリティソフトメーカーS社のセキュリティソフトを入れたらOS Xの挙動がおかしくなった経歴があるので…。