
今回は私も寝てしまいましたが、NAB 2007で開催されたAppleのスペシャルイベントにて、予てからの予想通り
「Final Cut Studio 2」と
「Final Cut Server」が発表されています。
まず、
「Final Cut Studio 2」は、すべてのポストプロダクションワークフローの中心となるパワフルな機能を搭載した、Final Cut Studioの新バージョンで、Final Cut 6、Motion 3、Soundtrack Pro 2、Compressor 3、DVD Studio Pro 4、そして新登場のプロ仕様のカラーグレーディングアプリケーションであるColorが含まれるとのこと。
ちなみにリリースは5月予定で、価格は148,000円。
次に、
「Final Cut Server」は上記の「Final Cut Studio 2」とシームレスに連携し、メディアアセットの管理やワークフローの自動化を可能にするパワフルな新しいサーバアプリケーションで、値段は$999(10人で使用の場合)及び無制限$1999となっています。
夏に発売予定で、今のところ、日本語のサイトは無い模様。
また、他にも次世代のポストプロダクションフォーマット
「Apple ProRes 422」も発表されており、これは1TBのビデオを170GBに圧縮可能でSDファイルサイズで非圧縮HD品質(10-bit、4:2:2、フルラスター、VBR)となっています。
そして、同時にProRes用ハードウェアエンコーダー
「IO-HD」も発表しており、7月発売予定で価格は3,495ドルとなっています。