CNET JAPANによると、Microsoftが「Windows XP」提供期限の延長を決定したそうです。
しかし、これは限られたクラスのコンピューター向けで、「超低価格PC」(Ultra-Low-Cost PC:ULCPC)と呼ばれるクラスのコンピュータ向けのみ、「Windows XP Home Edition」の販売を継続するとのことで、期限としては2010年6月30日か、Windowsの次期メジャーリリースである「Windows 7」の出荷1年後か、どちらか遅いほうまでとのこと。
延長の理由としては、ULCPCのシステムで採用されている最小ハードウェア構成が、Vistaには不向きであると思われ、Windows XPの提供打ち切りとなると、多くのコンピュータメーカーがLinuxへと流れていく可能性があることが要因では?とみられています。
また、他のクラスのコンピューター向けは、以前の発表通り、2008年6月に販売を停止する予定になっており、Windows XP向けのメインストリームテクニカルサポートは、2009年4月まで提供予定で、拡張サポートは2014年4月までで変わらない模様。