HardMacによると、Intelのサーバー向けCPUの"SandyBridge-EP"の内部資料が流出したそうで、資料には「Xeon E5-2690」と現行の「Xeon X5690」(Westmere-EP)とのパフォーマンスや仕様の比較が記載されているそうです。
「Xeon E5-2690」と「Xeon X5690」の基本的なスペック比較表が下記の通り。
(参考までに現行のMac Proで選択可能な最高のCPUである"Xeon X5670"のスペックも載せておきます)
Xeon E5-2690 | Xeon X5690 | Xeon X5670 | |
---|---|---|---|
対応ソケット数 | 2 | 2 | 2 |
クロック数 | 2.90GHz | 3.46GHz | 2.93GHz |
コア/スレッド数 | 8/16 | 6/12 | 6/12 |
L3キャッシュ | 20MB | 12MB | 12MB |
対応メモリ | DDR3-1600(4ch) | DDR3-1333(3ch) | DDR3-1333(3ch) |
QPI速度 | 8.0GT/s | 6.40GT/s | 6.40GT/s |
QPIリンク数 | 2 | 1 | 1 |
TDP | 135W | 130W | 95W |
また、流出した資料(下記画像)によると、「Xeon E5-2690は「Xeon X5690」と比較して1.5〜2.2倍速くなるようです。
なお、この「Xeon E5-2600」(SandyBridge-EP)シリーズは2012年第1四半期に登場予定となっており、もし次期Mac Proに「Xeon E5-2600」シリーズが採用されるのであれば、早くとも来年2〜3月までは次期Mac Proは登場しないものと予想されます。