Cult of Macによると、OracleとGoogleの間で争われている裁判の提出資料から、Googleの携帯電話に関する構想と計画の概要を説明した2006年11月付けの文書が公開され、その文書の中で2006年11月時の"Google Phone"のコンセプト画像が明らかになったそうです。
そのコンセプトが下記画像ですが、2006年11月の時点での"Google Phone"の構想はBlackberry似の端末を考えていたようで、この事からGoogleは2007年1月に「iPhone」が発表された時点ではまだタッチスクリーンを搭載したスマートフォンを考えていなかった可能性が高くなり、予てから一部で言われているAndroidのiOS盗作疑惑を更に強める形になるようです。
(クリックにて拡大)
また、"Google Phone"のコンセプト時の必要最低限のスペックにはタッチスクリーンは含まれておらず、Googleは「iPhone」の発表後にそれまでの計画を破棄し、「iPhone」のハード及びソフト面を盗用し発表したのではないかとのこと。
(Google側がiPhone登場前からiPhoneと同じような構想を持っていたかどうかは不明)
また他にも、
The Vergeによると、同時に公開された2007年5月時の文書から、Googleは2007年5月の時点でQWERTYキーボードを搭載した端末向けのユーザーインターフェイスを考えていた事も明らかになったようです。
なお、画像の質が悪いですが、ユーザーインターフェイスのスクリーンショットは
The Vergeにも多数掲載されているので、是非どうぞ。
また、今回明らかになった文書についての詳細は
CNET JAPANも詳しく報じていますので、そちらもどうぞ。