そのユーザー達の報告によると、iPad以外のWi-Fi対応デバイスでは正常に通信出来ているのだが、iPadだけがWi-Fiの電波を受信出来なかったり、電波の受信感度が弱かったりするとのこと。
iFixitが公開したバラシレポートによると、Wi-Fiのアンテナは背面のAppleマークの付近に設置されているのですが、ハードウェアの設計上の問題でしょうか。
過去にMacBook Airでも同様の事例が報告されたことがあるようですが、ハードウェアデザインの問題であれば、ソフトウェアアップデートでの改善は難しいので、大きな問題にならなければ良いのですが…。
【追記】
その後、Appleもこの件に関してサポート情報を公開しており、その情報によると、特定の条件で、再起動やスリープからの復帰後に、iPadが自動的にWi-Fiネットワークに再接続できないことがあるとのこと。
改善案としては、異なるネットワークを同じネットワーク名で使用しないことと、全てのネットワークで同じセキュリティを使用することだそうです。