
Kraitは28nmプロセスで、1コアの"MSM8930"、2コアの"MSM8960"、4コアの"APQ8064"といった構成で、各コアのクロック数は最高2.5GHzとなっており、初代Snapdragonよりもパフォーマンスは12倍で、消費電力は75%低くなっているとのこと。
また、チップセットには3Dに対応した最大4コアの最新版Adreno GPUも含まれており、ハイエンドモデルの4コアのAdreno 320の場合はステレオ3D動画の描画が最大で従来のAdrenoの15倍高速になり、HDMI経由でフルHD出力も可能なようです。
他にも、WiFi、GPS、Bluetooth、FMといった既存機能に加え、20メガピクセルカメラや近距離無線NFC、ステレオ3Dビデオ / 画像(S3D)、マルチチャンネルオーディオ、PCDDR3・LPDDR2、シリアルとPCIeインターフェイス、複数のUSBポートなどにも対応し、マルチモード対応LTEモデムも含まれているそうです。
なお、各モデルの登場時期は2コアのMSM8960が今年第2四半期の予定、1コアのMSM8930と、4コアのAPQ8064は2012年早々の登場予定とのこと。
しかし、最近のモバイル向けSoCは凄いですね。
iPhoneも"6"か"7"でクアッドコアになってそうですね。
・プレスリリース
【引用元】
・Engadget