まず、Piper JaffrayのアナリストであるGene Munster氏は、コンポーネントサプライヤーやApple内部を含む複数の情報筋からの情報として、Appleが2012年後半〜2013年前半にiOSが動作するテレビの生産を開始すると予想しているそうです。
次に、ベンチャーキャピタリストであるStewart Alsop氏も、シリコンバレーで複数の情報筋からAppleのテレビプロジェクトが進行中である事を聞いたと述べているそうです。
更に、WSJは、関係筋によると、Appleは現在、動画をテレビに伝送する新技術の開発を行っており、定額制のテレビサービスの立ち上げに関して議論しているようだと先日に報じていました。
Alsop氏は、Appleを躊躇わせている唯一の事が液晶ディスプレイのコストであり、Appleは2000年中頃にタッチスクリーンを特徴としたコンピューターを計画し始めた時、同社はまず最初にタブレットを作る予定だったそうです。
しかし、ディスプレイがかなり高価だった事からAppleはより小型でより安いLCDでデバイスを作ることに切り替え、その結果「iPhone」が登場し、現在は製造効率の改善によりLCDパネルの価格はかなり安くなってきた為、9.7インチの「iPad」が実現したとのこと。
そして、Alsop氏はおそらく2012年のホリデーシーズン(10〜12月頃)に間に合うように登場し、15インチか19インチのiOSベースのタッチスクリーンテレビになるだろうと予想しており、同氏は「AppleはiPhoneで電話メーカーにしたことを、今度はテレビメーカーにするだろう」と述べているそうです。
あくまでまだ噂段階に過ぎないですが、複数の情報が次々に出てきている事からAppleが何らかの新製品を開発している可能性は高そうです。
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