先日、AppleのCEOであるティム・クック氏がARMベースのMacBook Airを否定した事をお伝えしましたが、
Apple Insinderによると、Appleのプラットフォームテクノロジーズグループが2010年にMac OS Xの「Darwin カーネル」をARMv5チップセットアーキテクチャに移植するプロジェクトに取り組んでいた事が元AppleのインターンであるTristan Schaap氏 (現在はAppleのCore OS エンジニアとして働いている) が書いた
学術論文から明らかになったと
iMoreが伝えているそうです。
この論文には機密情報が含まれていた事から公開されていなかったのですが、数ヶ月前の2011年8月にオランダの大学により出版されたようで、プロジェクトのゴールは他のチームがこのプラットフォームで彼らの研究が継続出来るようにARM(MV88F6281)プロセッサーでDarwinを利用可能な状態にする事だったそうです。
なお、このプロジェクトが現在も継続中なのか、その後棚上げされてしまったのかは不明とのこと。
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