
さっき
sueさんという方から昨日のMacBookのバッテリー膨張問題の
記事にコメントを頂いたのですが、リチウムイオン電池は特性上、過充電や過放電をすると膨張することがあるらしいとのこと。
ちなみにMacBookとMacBook Proのバッテリーはどちらもリチウムポリマーバッテリーなのですが、こちらも同じく過充電などで膨張することがあるみたいです。
そこでリチウムポリマー電池(以下リポ)のことをちょっと調べたのですが、リポとは
"リチウムイオン電池の電解質にゲル状のポリマー(高分子)を利用した二次電池のこと"だそうで(?)、リチウムは金属で出来たハードケースで包まなければならないのに対し、リポはアルミパックなどの比較的柔らかいソフトケースでパッケージングが可能になっているそうです。
(参考:IT用語辞典)ちなみにリポは膨張以外にも発火、最悪の場合は爆発まで起こすこともあるようです(汗)
また、膨張については
”リポ保護材の膨張”と
”リチウム電解質部分の膨張”の二つの膨張の仕方があるようで、前者は膨らんでも時間が経過するにつれ元通りになるが、正常な化学反応を起こせないため、多少は使用できるが、放電能力や容量などの劣化が酷く、正常には決して戻らないとのこと。
そして後者の場合は膨らんだまま戻らず、内部でリチウム電解質が変質しており、熱等によってバッテリー内部にガスが発生し、使用不可になるそうです。
また、リチウム電解質は外気に触れると発火する可能性が非常に高いそうで、膨張したリポに穴が開いた場合は発火する可能性があるとのこと。
これによりMacBook Pro以外でもリチウムイオンやリチウムポリマーバッテリーを使用しているPCは全てにおいて膨張及び発火する可能性があるということですね。
みなさんも気をつけた方が良いかも…(汗)
【参考元】
・リポ発火の考察!/TORII氏のレポート Thanks!! sueさん