先日、「
台湾のApple Storeでバグが発生しMac mini Serverが激安に」と題し、台湾のApple StoreでMac mini ServerのBTOで8GBのメモリを選択した際に、通常であれば12,200NTドル(約33,000円)追加されるはずが、逆に15,000NTドル(約40,000円)値下げされるといったバグが発生していることをお伝えしましたが、
DigiTimesによると、この価格誤表示により多数の注文があったようです。
Appleはこの価格表示に誤りがあったMac miniを注文したユーザーに対し、一方的に通常価格での請求を行っているようで、一部のユーザーは既にAppleに対する訴訟を起こす準備をしているとのこと。
また、台湾のコンシューマー財団は、一度オーダーが処理されているのであれば、Appleはその契約を遂行し製品をユーザーへ届けなければならないとの見解を示しており、Appleに対し、訴訟が起きる前にユーザーに答えるよう促しているそうです。
なお、台湾では過去にDellがオンラインストアで誤った価格を提示してしまい、消費者からの苦情があるにも関わらず改善の様子がみられなかった為、台北市政府法規会から100万元の罰金が科された経緯があるとのこと。
この件に対し、Appleはノーコメントのようですが、今後どうなるのかが気になりますね。
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