先日、「iPhone 4S」は従来の"A-GPS"に加えロシアにより運用されている衛星航法システムである"GLONASS"もサポートしている事をお伝えしましたが、TNWによると、"GLONASS"をサポートした理由はロシアでの輸入関税を回避する為ではないかとみられているようです。
なお、ロシアでは2012月1月から"GLONASS"をサポートしていないすべてのGPSデバイスに対し25%の輸入関税を徴収する予定であると報じられています。
(参考:pocketnavigation.de)
Appleが実際にロシアの輸入関税を回避する為だけに"GLONASS"をサポートしたのかは不明ですが、"GLONASS"をサポートする事によりGPS精度が改善するとも言われている為、Appleやユーザー(特にロシアの)にとってはどちらが理由だとしてもメリットしかないようです。
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