Cult of Macが、匿名の情報筋によると、iPhone 5にはNFC (Near Field Communication/短距離無線通信)が搭載されるようだと伝えています。
NFCと言えばおサイフケータイが最初に思い浮かびますが、Appleはそれ以外にもNFCの技術をリモートコンピューティングに利用することも検討しており、MacのデータやセッティングをNFC対応iPhoneで持ち出し、他のMac上にロードする機能を提供することを計画しているようです。
NFCを搭載したiPhoneをNFC対応Macにかざすとアプリや設定、データなどをMacにロードし、データに関しては設定やパスワード、ブックマークなどに加え、壁紙やマウス/キーボードの設定などまでに及び、そのiPhoneを持ったユーザーがMacの前から離れ通信圏外になるとMacのセッティングは元のセッティングに戻り、Mac上には何もデータが残らないようです。
他にもAppleはApple TVにNFCを搭載することを計画していたそうで、更にホームフォルダを持ち運べる方法を探していたそうです。
しかし、この情報筋はこの機能が必ずしも公表されるかどうかは分からないと忠告しています。
なお、過去にもAppleがNXP Semiconductor製のハードウェアを使ったNFCチップを組み込んだiPhoneのプロトタイプをテストしているといった情報やAppleがNFC専門家を雇ったという情報がありました。
(下記関連エントリ参照)
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