MacRumorsがEMIのイベントのライブレポートを行っており、情報通り、EMIがDRMフリーの楽曲を提供することを発表したようです。
DRMフリーの楽曲のクオリティはDRMがある方と比べ、2倍のクオリティだそうで、DRM有りの楽曲は今まで通りのスタンダードクオリティで販売されるとのこと。
また、DRMフリーのアルバムの楽曲のクオリティも2倍に良くなっており、既に購入しているEMIのDRM有りの楽曲やアルバムをDRMフリー版へアップグレードすることも可能で、ミュージックビデオに関してもDRMフリーだそうです。(下記の画像参照)
価格は、DRMフリーは1曲1.29ドル、DRM有りは1曲0.99ドル、DRM有りからDRMフリーへのアップグレード料金は1曲0.30ドルで、アルバムについては価格の変更は無く、DRMフリー&高音質が購入可能。
DRMフリーの楽曲の詳細は、256kbpsのAACフォーマットで、来月5月よりiTunes Storeに登場。
また、全てのEMIのDRMフリーのミュージックビデオがiTunes Storeで価格に変更無しで利用可能に…。
最後に、今後iTunes Store以外のオンラインストアからもmp3やWMAといった別フォーマットで同様のサービスが発表され、EMIとしては完全にDRMを使わないわけではなく、サービスによって使い分ける模様。
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Appleのプレスリリース発表は以上で、次に質疑応答に移行し、The Beatlesの楽曲提供について、ジョブス氏は「私も知りたいよ(笑)」と発言し、EMI GroupのCEOは「出来るだけ早い時期に提供出来るよう準備している」と述べた模様。
他にも、「AppleはEMI以外のレーベルにも同様の条件を提示しており、Apple側の予測では年内にもiTunes Storeの全カタログの50%がDRMフリーかつ高ビットレートで提供されるだろう」と述べたそうで、他の質疑応答は
Engadget Japaneseで詳細に伝えられてますので、そちらをどうぞ。
【参照元】
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MacRumors ・
Engadget Japanese