DigiTimesが、業界筋によると、去年に日立ディスプレイズとIPS液晶技術の供与とタブレット型PCなどに用いられる中形IPS液晶パネルの生産委託を行うことでライセンス契約を結んだ台湾の液晶パネルメーカーであるChimei Innolux社が、6月よりAppleへ出荷することを目指してタッチセンサーの開発を開始したようだと伝えています。
Chimei Innolux社がIPSフラットパネルとタッチセンサーを開発することにより、パネルの生産とタッチコンポーネントやiPad 2の組み立てまでを行うワンストップサービスを提供する事が可能になるそうです。
なお、現在Appleは「iPad 2」向けのパネルをLG DisplayとSamsungから購入しており、LG Displayは4月に200万台の9.7インチパネルを出荷し、5月は300万台の同パネルをAppleに出荷するものと予想されています。
そして、月間の出荷量は第3四半期には400万台以上になるかもしれないとのこと。