また、ジョブス氏は「DRMを採用したのは、4大レーベル(Universal Music Group、ソニーBMG、Warner Music Group、EMI Group)が契約に際して楽曲の保護を求めたためだ」とも主張しており、以下の3通りの選択肢を挙げたとのこと。
・1つ目は現行のシステムを続けること。現状ではApple、Microsoft、ソニーなど各社が独自のDRMシステムを採用したサービスとデバイスを提供している。これには顧客が囲い込まれるという批判がある。
・2つ目はFairPlayを他社にライセンスして、各社の音楽デバイスと音楽サービスの間で互換性の確立を図ること。ジョブズ氏は、これは表面上 は良い考えに見えるが、情報を共有すれば秘密が漏れるのは避けられず、DRMのクラックにつながるという問題があるとしている。またAppleがすべての コントロールするわけではなくなるので、漏えいのダメージを迅速に回復する上でも問題があると同氏は言う。
「FairPlayを開放すれば、4大レーベルがライセンスする楽曲の保護は保証できなくなる」(同氏)
・3つ目はDRMを完全に廃止すること。どのデバイスでもあらゆる音楽ストアの曲を再生できるようになる。「明らかに消費者にとって最善の選択肢で あり、Appleはこれをすぐにでも採用したい。4大レーベルがDRMの条件なしでAppleに楽曲をライセンスすれば、iTunes StoreはDRMなしのバージョンのみの販売に切り替える」とジョブズ氏は述べている。
(引用元:ITmedia)
また、CDはDRMがかけられていないため、オンライン販売の楽曲にDRMをかけても違法コピー防止の役には立たず、DRMの義務づけを辞めれば、オンライン音楽サービスの新規参入が増えて音楽業界のメリットになるとも主張したそうです。
まぁ、ユーザーとしてはDRMが無い方が嬉しいですけど…。
どうなるんでしょうねぇ。
また、その詳細がEngadget Japaneseに掲載されていますので、良かったらどうぞ。



DRMが無くなるのは消費者として歓迎ですが、それでCDが売れるのか、iTunesで買う人が増えるのか、難しいですね。iTunesでしか使えないiPodが独占状態なのでそれでもOKなんでしょうか(iPodもWMPなどでも使えるようにするとか?)。いろいろ面白いことを言ってくれますねぇ。それなら音楽だけでなく、実質CSSが無力なDVDなので、映像もDRM無くしてしまうというのは提案されないんでしょうか。
画像に透かしを入れたり、バーコード情報を埋め込んだりする技術もありますし、音楽のある周波数にURLとか情報を埋め込む技術とかもあるので、購入者が購入した時点でクレジットカードから顧客情報を埋め込み配信するのが一番なのではないかと。
友達間で曲の貸し借りとかはどうしようもないですが、ネットで不特定多数に出回ってしまった際に埋め込み情報から損害賠償を請求するという事が出来ると思います。
さすがに自分の情報が埋め込まれたファイルを安易に扱うことはしないと思うので結構いいと思うんですけどね。
解読されたあとがこわいと、僕などは思いますが?
今の時点では絵に描いた餅でしょう
なにせCDとオンライン上を飛びまわれるMP3などのファイルでは手軽さが違いますからね
オランダのようなP2Pトラフィックに課税とかが解決策になるのかな?
うるさい蠅がまとわりついてるのを振り払うJobs流の方便ですね。
http://www.forbrukerombudet.no/index.gan?id=11037079&subid=0
なお一部の新聞ではこれらの動きをアップル包囲網と書いています。確かに表面的にはそうですが、事実上はDRMを使った各社の囲い込み戦略が批判されているわけです。
ノルウェーの消費者オンブヅマンは1月19日付で、アップルの代理を務める弁護士事務所に意見書(ノルウェー語で12ページ)を送っています。そしてこの3月までに返事を求めています。もしこの返事が十分でないならば、9月にアップルを市場裁判所に訴え出ると述べています。
日本では英紙フィナンシャル・タイムズの記事からの引用が多いようですが、100%正確というわけでもないようです。
沢山のコメント有り難うございます。
お返事が大幅に遅れて申し訳ないです(汗)
>DTXPさん
初めまして、コメント&いつも有り難うございます。
確かにDRMの有無で販売数に影響するといわれると難しいところですね。
>ffさん
音楽じゃないですけど、Mac OSX Leopardの開発ビルドが続々と流出しているのですが、そういう開発ビルドにも個々に情報を埋め込むか何か出来ると思うのですが…。
技術的には出来そうなことですが、なぜ出てこないんでしょうね??
>コウスケさん
あ、そうか…(汗)
ffさんのコメントの返信の件は無理ですね(笑)
>みのさん
オランダではそういった課税がされているのですか…。
全然知りませんでした(汗)
そうなるとP2Pが有料になるということでしょうかねぇ。
>パンタロン禿さん
どうもお久しぶりです。
確かに完全には無理でしょうね。
>太郎さん
初めまして、色々と情報有り難うございます。
ということは、ジョブス氏は消費者団体からの囲い込み戦略に対する追求に対してこういった声明を出したということでしょうか?
確かにDRMは囲い込み戦略ともとれますし、消費者としてはフリーで自由な方が選択肢が増え嬉しいですが、全部をDRMフリーにするにはなかなか難しいでしょうね。
しかし、他社がどういった反応を示すのか気になりますね。
なお消費者オンブヅマンからの意見書の中には、DRM問題だけではなく、消費者との契約上の対等関係、iTunesはノルウェーかイギリス(ベルギー?)の法律の適用を受けるかなどの問題点の指摘もあります。なお蛇足でこの問題とは直接関係ないのですが、EUコミッショナーは昨日のニュースでインターネット上での売買に関する法律見直しに言及しています。
実際にDRMフリーになるとは思いませんが、重要なのはこれは他社にも向けられているということが重要です(同じ問題ですから)。今のところ矛先はアップルに向いていますが、この半年間に大きな動きがあるかも知れず、直接的にはアップルが3月までにノルウェー消費者オンブヅマンにどの様な返事をするかです。
度々、情報有り難うございます。
勉強不足でお恥ずかしい限りです(汗)
ヨーロッパの方で、こういった問題が取り上げられていることは知っていましたが、3月までのAppleの回答次第で、DRMフリーも実現する可能性はあるということですね。
もしそうなれば、アップルのFairPlayが事実上の標準になってしまい、iTunes storeによる販売がさらに増えることも考えられます。
そうですか。
かなり納得させられてしまいました(汗)
また、今後とも宜しくお願いしますm(__)m